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  • 2017.03.31 Friday
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寄生獣 実写映画版のレビュー

JUGEMテーマ:邦画

寄生獣といえば、アフタヌーンで連載していたちょっと他と違った漫画のことだった。
原作は1990年代中ごろに終了し、映像化のことなどあまり話題になっていなかった。

21世紀になった頃くらいに唐突にハリウッドが映像化するという噂が流れた。
まさか実写映画化出来ると思っていなくて、このニュースは眉唾だろうと思っていた。
ところが、この噂は半分当たっていた。
というのも昨年発表された日本での映画化のニュースで、
ハリウッドから版権を買ったから映像化できると書いてあったからである。

ハリウッドが匙を投げたのに邦画で作って大丈夫か??
などど、いぶかしんでいたら先にマッドハウスがアニメ化した。
半分映画の宣伝のようなアニメ化だが、
さすが、老舗アニメスタジオマッドハウス、なかなかの出来で毎週楽しみにしている。
岩明均の原作のキャラデザではアニメとして動かしにくいのか、
大幅にデザインを変えてあるが、これはこれでアリだと思う。
ただ、あまりアニメの出来がいいと実写が物足らなく見えないか?
というのもCGを使った演出だと、
アニメの方が違和感なく出来ることの方が多いからだ。
予告編を観た限りではあまりうまくいっていないように見え、
実際映画が始まる10分前までは、とても不安だった。

ところが、開始20分過ぎると違和感がないのに気付いた。
寄生獣の日常性がうまく表現されている!!
ミギーや、他の寄生生物は非日常の存在である。
しかし、岩明の原作にはどことなく日常性を強調するシーンが多かった。
この現実と非現実の狭間のような緊張感が、
そのままシンイチとミギーの関係にシンクロする自然さ。
これこそが寄生獣の日常性なのだ。
山崎貴監督は寄生獣のこういった空気感を大事にしながら映像化している。
例えば、泉家の台所に生活感を出すために使い込んだ状態の食器を用意したり、
細部に亘ってこだわっている。
このあたりは流石にALWAYSの監督だと思った。
寄生生物が突飛な生物なので、CGを使って溶け込ませるには無理がある。
そうなると作品にリアリティを持たせるにはこういった日常性にこだわるしかないのだ。
だから寄生生物がやたらとクローズアップされる予告編では違和感があり、
映画本編で観ると画面に説得力が出る。
おそらくこれは意図的に組まれた計算があってやっているのだろう。

展開については、映画のオリジナル部分が多くなるのは仕方ない。
なにせ2時間映画二本で、単行本10巻分をまとめなければならのいのだ。
個人的には、加奈くらいは出して欲しかったが、
尺の都合上仕方ないだろう。

色々と書いたが、寄生獣を読んだことのある人はもちろん、
読んだことのない人でも楽しめる映画だと思う。
ぜひ劇場で楽しんでいただきたい。





 

FURY観賞

先日、気になっていたFURYを観てきました。
戦車アクション映画は、あまり少なく、
僕が覚えているのはパットン戦車軍団の再放送くらいです。

撮影には実際のM4シャーマンや、ティーガーが使われており、
迫力のある戦車の打ち合いを期待していました。

結論は観て正解でした!
ただ、華々しい戦車戦は中盤の一回だけで、
残りは5人対300人の十字路での攻防ですが。

アカデミー候補とありましたが、
どちらかと言えば、戦車や銃撃戦が主眼のバトルものであり、
地獄の黙示録やプラトーンのようなテーマ性の強い作品ではありません。
というのも、ブラピ演じる戦車長はもとより、
他の戦車兵も戦争に対する葛藤や疑念はありません。
戦争が人間性を狂わせていることは描いているのですが、
先述の映画のようにそこまで丁寧に掘り下げていません。
ただ、戦争の現実として、狂気があるような感じです。
思うにこの映画で一番のテーマは等身大の戦記ものといったところでしょう。
アメリカは第二次世界大戦においては、
ベトナムや湾岸、イラクと違うということでしょうか。
戦争の原因となったナチスに対しての怒りは各所に見られるのですが・・・。
ただ、兵士の抱えている戦場に対する恐怖やストレスはよく描けていました。
そこにテーマ性があるかといえばそうでなく、
そういったものをこの映画に求めると肩透かしになります。

実話に基いた戦争アクションものとして観ると物凄く秀逸な作品です。
特にティーガーとの戦車戦は迫力あります。
ただ万人受けはしないでしょうね。
どちらかと言えば、男性それも戦車好きの人におすすめです。
 

パシフィック・リムと風立ちぬ感想!その2

 

今回は2回目、パシフィック・リムです。
この映画の存在を知ったのは半年いや、もうちょっと前です。
なんだか実写ロボット映画をハリウッドが製作していると聞いて、
トレーラーを観たのが最初です。
いやもう、このトレーラーが凄い出来で・・・。
公開をずっと待っておりました!

というわけでユーザーレヴューなんか気にすることなく、
公開初日の8/9に観に行きました。

とりあえず、字幕から観たかったのですが、
よく行く映画館では3Dは吹き替えのみ。
声優陣が、豪華でありこちらでも良かろうと、
3D吹き替えで・・・、これが大正解でした。

やっぱ豪華声優陣、めちゃめちゃうまい!
正直、後に観た字幕版より吹き替えの方が気に入ってます。
字幕のいいところは、
日本語を菊地凛子さんが話すシーンがあるのが解りやすいということです。
主役の声は、銀魂でおなじみの杉田智和さんなのですが、
実にナイスな演技でしたww

ヒロインの森マコは、菊地さんが吹き替えを担当せず林原めぐみさんなのですが、
これまたニヤっとする配役ですね。

まずなにが凄いのか?
東宝のゴジラシリーズと、
日本のロボットアニメを合体させ、
最新のVFX使って200億かけて作ったということにつきます。
実におバカな話にこれだけの予算が使えるハリウッドって、
素直にスゲー!って思いましたww

冒頭からちょっと説明があり、
怪獣(日本語のまんま)を倒すためイェーガー(巨大ロボ)を、
人類が開発し、7年が経過します。
その間、イェーガーは怪獣を次々と倒すのですが、
やがて怪獣側もイェーガーに対抗するように進化します。
そして、主役機ジプシー・デンジャーが登場!
ベケット兄弟が操るイェーガーは、
カテゴリー3の怪獣ナイフヘッドを倒すのですが、
機体も中破し、ローリーは兄のヤンシーを失います。

それから5年後が、香港戦になります。
ここからが本編で裂け目にできた異次元のゲートを封じる作戦が開始されます。
果たして人類は怪獣に勝てるのか?

最初っから凄い迫力の映像でした。
いきなり2700トンクラスの怪獣とイェーガーのバトル!
体長は97メートルで、その怪獣の圧倒的な重量感がきちんと演出されてます。
主役メカ、ジプシー・デンジャーには多彩な武装があります。
両腕に装備されたプラズマ・キャノンが主武装ですが、
殴り合いの白兵戦が基本です。
特撮やスーパーロボットでおなじみの戦い方に思わずニンマリしました。
特に杉田さんがナイスなのは、
字幕版ではエルボー・ロケットだった必殺技を「ロケットパーンチ!」
と叫んでいたことですね。
他にもちょっとネタばれなんですが、チェーンソードという武器がありまして、
剣がワイヤーで伸縮します。ああ、これはガリアンソードが元ネタだと思いました。
日本のロボアニメに対するオマージュも多々あります。
とにかくこの作品は、特撮全盛期の大きなお友達から、
ロボアニメ好きのオタク世代、もちろんキッズにも観てもらいたいです。

観にいって大満足です!
映画に爽快感や、迫力を求めるのであればこの作品を選んで後悔しません!
オススメです!


パシフィック・リムと風立ちぬ感想!その1

 

今年の夏公開映画は豪華ですねー!
全部観たかったのですが、とりあえず話題の2作品から・・・。

風立ちぬは、7月下旬に観ました!
最初は観に行くつもりはありませんでした。
堀越二郎のことは以前から知っていて、
この時点でネタばれ全開だし、
最近のジブリ作品には疑問が色々とあったので正直期待していませんでした。
ヤフーの映画レビューでは微妙な評価で、
両極端な意見が目立ちました。
ある人は子供向けでないと評し、またある人は物凄い傑作なのだと評しました。
ひねくれ者の僕は、このレビューを見て逆に興味を持ちました。
あれだけ一般受けする作品作りをしていたジブリが、なぜこんな映画を作るのだと。

そうなると、いてもたってもいられなくなり、
気がついたら映画館に・・・。
平日の朝だというのに、さすがジブリ映画、たくさんの人が観に来ていました。

ただ、この映画に戦闘シーンはありません。
あっても夢のシーンのみでゼロ戦も最後しか出ません。
派手な演出は関東大震災のみで、子供向けじゃーありません。
事実僕の隣の席の家族連れの子供は寝てました。
しかし、僕はじわじわと感動しました。
実に淡々とした演出がボディブローのように効いてきます。

まじめに飛行機の開発を描いているのですが、
そこに堀辰雄の小説と夢の中の飛行機開発者カプローニを織り込むことで、
本来地味な話に彩りを加えています。

宮崎駿という人が本当に好きなものを集めて作った話だと思います。
本来、戦争とは醜いものです。
美しい話にはなりません。
戦後作られた映画の大半はそういった映画であり、
陰鬱なものでした。

実際、この映画の二郎は他人からみれば不幸な人間です。
妻には先立たれ、精魂こめて作った飛行機は戦争で大量の死者を出します。
ところが、本作はそういった悲惨さがありません。
矛盾しつつも大正から昭和を必死に生き抜いた、
二郎と菜穂子の生き様に潔さを感じるのです。
二郎は美しい飛行機九試単戦を開発し、
菜穂子は一番美しい時期を夫と共に生きます。
この作品で、宮崎駿が描きたかったことは、
死ではなく必死で生きる人の美しさだと思いました。
だから菜穂子の死のシーンはなく、
ゼロ戦の戦闘シーンはないのです。

僕はこういう映画で大事なのは、
製作者のやりたいことをストレートに出すことだと思います。
いや、すべての表現者はそうあるべきなのです。
この作品はもともと、モデルグラフィックという模型誌に連載されていたものです。
宮崎駿は本来この作品を映画化するつもりはなく、
鈴木プロデューサーがアニメ化することを薦めたようです。

ということは、この作品は宮崎監督が本来やりたかったことを、表現したのでしょう。
その結果、ラストのゼロ戦や菜穂子のシーンのような美しい映画が生まれました。
間違いなく傑作です。
僕は、この映画を観れて本当に良かったと思います。

ベルセルク黄金時代篇2のレビュー

JUGEMテーマ:ベルセルク  


原作ファンなもので第一作に続いて・・・行ってきました! 
前売り買ってたんで(汗)。 
出来は素晴らしかったです。 
CGを使って、各キャラの動きを滑らかに動かしたり、 
大規模な戦闘をパンフォーカスで生み出したりと、 
原作の緻密な描写を再現出来ていたと思います。 
本来ならコミックス4冊分の内容を100分位で凝縮していました。 
その為、原作で描かれていたことがカットされたりしていましたが、 
オープニングを見ると、20巻以降の仲間が出てたりするので、 
そこまでやるなら無理もないかと・・・。 
西洋剣術を徹底検証した殺陣は重量感があり、 
なかなか見応えがありました。 
ファルネーゼやセルピコも宮廷の戦勝祝いパーティーで出ていたので、 
黒い剣士篇もやりそうですね! 

ただ、この映画、やはり客が来ていませーん(涙)。 
いくら平日の昼間といっても3人はねーわ。 
実は、この黄金時代篇、以前剣風伝奇ベルセルクと題してすでにTVで放映されているんですよ。 
そりゃー、以前視聴したことのある話から映画化しても客来ねーよな。 
やはり黒い剣士の頃のガッツから初めて、 
原作通り過去を回想する形で黄金時代やった方が、 
客の食いつきは良かったんじゃないかなー? 
今の新しい技術で、まったく違うベルセルクを観てもらうならそれくらいやって欲しい。 

それと三浦さん!たらたら続けるより、早くこの話終わらせて下さい! 
連載もとうとう20年越えたじゃありませんか。 
ファンもいっこうに結末が見えてこないのでイラついてますよ。 
旧ファン層が怒って来てないのはこれが原因だと思います。 

後、上映する映画館が多すぎるのでは? 
エヴァや新訳ゼータですら、大阪で上映していたのは数館程度なのに、 
なんでこんなに数が多いのだろうか? 
アニメは、子供向けでないかぎり上映館しぼらないと失敗することが多いです。 
おかげでMOVIXでもガラガラです。 

ただ、作品の出来は素晴らしいので、観に行ってはどうでしょうか? 
いや、出来たら観て下さい! 
なぜなら・・・、続きもこのスタッフで映像化して欲しいからです。 

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