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  • 2017.03.31 Friday
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劇場版 あの花 ブルク7にて



JUGEMテーマ:アニメ映画全般

とうとう、公開されましたねー。
あの花こと「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」が!!

このアニメ、2年前にノイタミナ枠で放送されたとき、
正直地味な作品だと思ってました。
他の深夜アニメはもっとSFしてたり、派手な演出してたり・・・。
ただ1話目から凄く先が気になる作品でした。
主人公のじんたんは、引きこもりの高校生です。
そこに幼い頃死んだ友達の幽霊が現れます。
その友達の幽霊が写真のめんまという少女です。
彼女にはある願い事があり、彼女自身はその事を忘れています。
しかも、じんたんと疎遠になってしまっていた小学生時代の仲間しか、
その願い事はかなえられないというのです。

かつての仲間、超平和バスターズのメンバーが紆余曲折しながら集まっていったり、
めんまの願い事がしだいに明らかになっていったりしました。

いつの間にか、どのアニメよりも楽しみにしている自分がいました。
展開はだいたい想像していたのに最終話で泣きました(大汗)。
だもので、今回の劇場版は公平にレビューできそうにありません。
1ファンの思い入れたっぷりの感想だと思ってください(笑)。

8/31に公開されたので2日目にあたる9/1に観に行きました。
最初は一番近い八尾の映画館で観ようと思っていたのですが、
秋雨前線の影響で雨になり、バイクで行く気がなくなりました。
電車で八尾は行きづらいので、梅田ブルク7で観ることにしました。






以前観に行ったベルセルクでも思ったことですが、
ブルク7はアニメ映画に力を入れてますねー。
今回のあの花では、劇中に出てくる秘密基地が再現されていました。
映画館全体があの花色に演出されていて、
やっぱりここで観て大正解でした!

結構早めに来たのですが、とにかくお客さんが多かったです。
僕は12:50の部で観たのですが、ほぼ満員でした。
今回は女性のファンが目立ちました。
コスプレイヤーがいたり、若者中心ではあるのですが、
その中に比較的年齢の高い人もちらほらいました。
年齢層も幅広く、なんだかジブリアニメを観に行ってるような感じがしました。

入り口で初回特典のティッシュボックスを配っていました。
ちょっと小さいサイズなのですが、泣ける映画には必須でしょうww
他にもポストカードが配られていて、1週目はめんまのカードです。
こういった気配りが映画本編にも通じる細やかな演出になってますね。

感想をざっくり書くと、脱帽しました、素晴らしい出来です。
時系列的にTV本編を観ないとわからなかったりする部分もあるのですが、
初めてあの花観る人も感動できる作りになっていたと思います。
ただ、やっぱりTV版を観ていた方が解りやすいし、
より感情移入出来ると思います。
ですので、今ノイタミナでやっている再放送や、
円盤のチェックといった予習があった方がいいでしょう。

最初はただの総集編になるのかなーって思っていました。
事実、スタッフもめんま視点の総集編になると言っていたし。
しかし、実際は違いました。
新規カットが結構多く全体の3−4割を占めていました。
めんま視点もあるのですが、
1年後のメンバーそれぞれの回想という形をとっています。

*ここからは多少のネタばれを含みますので、注意してください。


めんまを成仏させてから1年後、
ちょっぴり前向きになりかつての仲間とも打ち解けた、
超平和バスターズの面々は、めんまに対して手紙を書きます。
その過程で、1年前を回想していきます。
各メンバーごとの回想シーン=TV本編となっています。
だもので、新規で観る人は多少の混乱があるかもしれません。
ただ、場面を丁寧に重ならないようにしてあるので、
回想が入れば、これは1年前だと解る作りにしてあります。
それぞれのメンバーがどういう思いで、
1年前の出来事を体験したのか明らかになっていきます。
メインは最終回なのですが、
そこに繋げるのが絶妙なのです。

最初に最後のクライマックス直前の回想から始まり、
じんたんの回想で冒頭を、あなる、ゆきあつ、ぽっぽ、つるこの回想で、
1年前の出来事が思い出されていきます。
その過程でかつてのファンはそれぞれの場面を思い出し、
新規のお客には1年前の紆余曲折を体感できるようになっています。
ただ、尺の都合で全てのシーンを説明しているわけではないので、
あくまでも回想程度です。
多少の予習があった方がいいでしょう。
この劇場版のテーマは思い出すことだと思います。
そして、ここが一番肝心なのですが、
1年前に成仏しためんまが思い出すのはいつかということです。
それはやはり、めんまにとって5年前の出来事、
つまり超平和バスターズの面々との思い出になります。
最初のコンセプトはここで生かされています。
新規カットの中でも、子供時代のめんまのエピソードは出色の出来栄えです。

この映画は決して総集編でなく、
あの花をより深く肉付けし、しみじみと回想する作品だと思います。

製作者達が丁寧にこの作品と向き合っていったのが解ります。
ファンの思いによって支えられた作品の劇場版として、
これ以上ない出来の作品だったと思います。
それから、エンドロール途中で立たない方がいいですよ。
最後に1シーンありますのでww


エヴァQ  ネタバレレビュー

 先日、観に行ったエヴァンゲリヲンQですが、
かなりの問題作だったと思います。
では、どのあたりが問題だったか?
それはもう、旧作エヴァ(TVシリーズと旧劇場版)では、
描かれなかった世界が舞台だったからです。

エヴァの舞台は西暦2015年、つまり現在の世界にごく近い未来のことです。
旧テレビ作品は1995年10月から1996年3月まで放映され、
20世紀に対して21世紀であるため、新世紀エヴァンゲリオンだったのです。
余談ですが、当時はガンダムWが放映されており、
水曜の18時はエヴァ、金曜の17時はガンダムという二大放映番組が人気を博していました。
どちらも展開が予想出来ないという意味で面白く、
よくネタにされていましたね。
キーワードは暴走と自爆で(笑)。

さて、今回は二作目の破より14年後の世界が舞台です。
最初に映画館でこの世界を観たとき、
サードインパクトはmark6のおかげで未然にふさがれたんじゃなかったっけ?
って思いました。
破のラストでカヲル君が、
ロンギヌスの槍のような武器で初号機ぶっ刺して止めていたので・・・。
映画の中盤でカヲル君が説明していましたが、
その後、ゼーレとネルフによってリリスが覚醒しかけ、
mark6は自律型に改修され、サードインパクトの進行を阻止したということでした。
初号機はニア・サードインパクトを引き起こした、
リリス覚醒のトリガーになってしまい、
碇シンジはその戦犯になってしまいました。

だもので、Q序盤で初号機がヴィレ(ネルフの対抗組織)によって衛星軌道から回収され、
14年前からようやく目覚めた碇シンジは戸惑います。
まあ、そりゃそうですよね。
前回の戦闘で綾波助けて俺ってヒーローだぜ!って気分になってて、
目覚めたら、周りからもの凄く冷淡に扱われているのだから。
でも、ミサト達、ヴィレの立場からすれば、
この待遇はむしろ温情のあるものだと思います。
というのも、ニア・サードで人類の大半が死滅し、
地球は生物の住めない環境に変化しつつあり、
月はその姿を大幅に変えました。
それだけのことをしてしまった碇シンジは人類にとって、
虐殺の張本人なんですよね。
裁判にかけられれば、間違いなく無期懲役か死罪でしょう。

シンジからすれば、レイを救った行為が、
人類滅亡のトリガーだったと説明されてもピンとこないし、
ヴィレにいたときにはその意識もありません。
よって両者のズレはなかなか解消されず、
観客にもなんのことだか理解出来なかったようです。
むしろ、ミサトやアスカの冷たさに驚き、
ヴンダーという、エヴァ世界には無かった空中戦艦の存在にも戸惑います。

使徒もどきやらネルフの急襲やらで時間が無かったとはいえ、
シンジにもうちょっと説明してあげても良かったのでは?(特にトウジの妹)
いきなり首に爆弾付けられ、
エヴァに乗るな!って言われたらシンジでなくたって凹みますよ。
しかも、前回の破の予告とまったく違う内容に観客は置いてけぼり・・・。
ナディアのBGMがかかっていた段階でひょっとしたら潜水艦出るのかなーって思ってたら、
N-ノーチラスのテーマが鳴り、空中戦艦だもんなーまったく予想できんわ(笑)。

結果シンジは綾波のmark9と共にネルフに行き、
父のゲンドウと再会します。
といっても相変わらずの説明不足で、コミュ障か?とネットで騒がれましたがww

しかも、このネルフ、どうやらメンバーが他に冬月と渚カヲルしかいないようで、
他の人物の描写がいっさいありません。
着替えに鈴原トウジの制服が出て来たくらいで、
荒廃したネルフ本部の雰囲気と相まって人間的な暖かみは皆無です。
シンジの救いは、カヲル君の存在でしょうね。
ピアノ、あんなに簡単に上達しねーよ!っていうツッコミは置いといて、
シンジとカヲルの連弾のシーンは殺伐とした世界における一服の清涼剤でした。

この映画は基本的に、シンジからの目線で描かれていますね。
限りなく、一人称に近いんですよ。
だから観客にはシンジの戸惑い、苦しみ、一縷の希望といった感情がダイレクトに伝わり、
またそうすることによってQの世界を徐々に理解していきます。
しかし、カヲルによって知らされた真実や、
冬月によって明かされる、母や綾波レイの境遇など、
14歳の少年にはキツすぎる話でしたが・・・(大汗)。
シンジは駄目な奴だ、もっと熱血しろ!って声をよく聴きます。
僕は新劇場版での彼はむしろよくやっていると思っています。
ただ、Qでの行動はやっぱり軽卒ですねー。
事情もよく飲み込めていないのに、ヴィレからネルフに来たのも、
綾波レイのクローンにそそのかされたからだし、
周囲の状況をもっと観察してからの方が良かったのではないでしょうか?

一番謎だったのが、リリスとmark6に刺さっていた槍ですね。
カヲル君によると、ロンギヌスとカシウスの槍があれば、
世界を改変できるということですが、意味がさっぱり解りません。

旧劇場版では、初号機とリリスによってサードインパクトを引き起こし、
人類補完計画を実現させようとしました。
ロンギヌスの槍はその一アイテムにしか過ぎなかったし、
槍があったら世界が改変出来るなんて話はありませんでした。
ネルフとゼーレはエヴァ13号機を使って、二つの槍を引き抜き、
フォースインパクトを起こそうとします。
人類の祖たるリリスはニア・サード時、人類を強制進化させ、
エヴァのような姿に人間はなりました。
その後本能的にリリスに向かい、
それと融合することで進化の最終形態になろうとしたらしいです。
アダムとその眷属たる使徒が現れた段階で、
黒の月の生命体であるリリスとそこから生まれた人類は、
進化する必要があったということでしょう。
元々、2つの生命の種が地球に降りたことが悲劇なのですから。
というのも、本来は知的生命の種は一つの天体に一個が原則らしいのです。
ところが、エヴァ世界の地球には、白の月のアダムや、
黒の月のリリスが二つ到来しています。
リリスベースの人類が繁殖してから、
最初に地球に来たアダムが目覚めるというパターンで、
お互いを滅ぼそうとするのです。
力の顕現が使徒で、知の顕現が人類でした。
ゲンドウやゼーレの目論みが、旧シリーズのように、
インパクトを引き起こしてからの補完計画なのでしょうが、
なぜ、ここまで段階を踏まなければならないのでしょうか?
というのも、序ではまるで旧作の続きのような赤い海から始まって、
今回の荒廃した大地と、異様な姿の月。
そしてニア・フォース後の赤い大地。

『Air まごころを君に』では、サード・インパクトは一気に最終局面まで来ました。
地球上の生命は死に絶え、地球と月はLCLに飲み込まれ、
人類の意識は統合されそうになりました。
最終的に碇シンジがそういった世界を否定し、
他人と会いたいと願った為、エヴァの中にいたアスカと再会出来たのですが、
これはバッドエンドでした。

破でのカヲル君のセリフ、「今度こそ、君を幸せにするよ」とは、
いったいどういう意味なんでしょうね。
カヲルはアダムの魂を移植された存在なので、
第一使徒であり、最終使徒だったのですが、
今回のQでは順番を最初から最後の13番目に落とされたそうです。
シンジとカヲルのダブルエントリーによって起動する13号機には、
ファンネルのような武器にはATフィールドがあったのですが、
本体にはないようです。
mark6はおそらくアダムベースのエヴァで、使徒が内蔵されていました。
mark9がその首を鎌で刈った後に、13号機に取り憑いたので、
おそらく13号機はリリスベースだと思います。
ということは、禁断のアダムとリリスの融合をこの段階で行って、
生命の樹の再現をしようとしたのでしょうか?
というのも、アダムそのものの魂であるカヲルと、リリスから生まれたシンジの魂と、
それぞれの異なる種の肉体である、mark6と13号機が必要だったのでしょうね。
前回の破で順番を無視したので、ゼーレは今回はなんとかつじつまを合わそうとし、
結局ゲンドウと利害はそこで一致し、今回のネルフとの共同作戦になったのでは?

おそらく、ヴィレの初号機奪還作戦は
そういった計画のトリガーになりかねない
シンジを幽閉もしくは殺害することが目的であったんではないでしょうか?
ミサトとアスカの願いにより、隔離することを選んだのでしょう。
だとするとヴンダーの動力源に初号機を使うのは封印することが、
真の目的のようにも思えます。

はっきりしているのは、フォースを阻止しようとしているのがヴィレで、
進めようとしているのがネルフ。
両者は目的が違うのでシンジの扱いが真逆なのでしょう。

しかし、カヲル君もよく解ってなかったようで、
シンジに最初は槍を抜くよう勧めていました。
どうやら槍の種類が違うようですが・・・。
ここのところが解らないかぎり、新劇場版の結末は予想出来ません。
だもので考察はこれくらいにします。

それにしても、周りの制止も聞かず槍抜いてしまうシンジってほんとに・・・、
「ガキシンジ」でしたね(涙)。


エヴァQ 旧来のファンには想定内??ネタバレなし

JUGEMテーマ:エヴァンゲリオン

本日、何かと話題のエヴァンゲリオン新劇場版Qを観てきましたww 
こっちの日記はネタバレなしなので未見の人も安心してください。 

どーんと感想から言っちゃいましょう!! 
庵野さん、スタッフさん、またやってくれたなー(笑)。 
僕は、不思議の海のナディアから始まって、 
エヴァシリーズ全作をリアルタイムで鑑賞し続けたファンなので、 
予想していましたよ。 
破の展開があまりにもまともで普通に面白かったんで、 
次でやらかすかなー、とは思っていました。 

ええ、もうやらかしました(爆)。それも想像の遥か斜め上にww 

平日の朝の一番早い時間に行ってきたのですが、 
お客が予想以上にいました。 
MOVIXは、9:30分から開館するのですが、 
それよりも前にファンが並んでいました。 
僕も上映される9:50よりも30分前に映画館に行きました。 

さて、同時上映の「巨神兵東京に現る」が、10分位上映されました。 
この作品、ジブリとカラーがコラボで作った特撮なんですが、 
結構、特撮ファンなら楽しめます。 
ミニチュア多用の特撮って今時ないので逆に新鮮っす。 
確か、この巨神兵ってナウシカのやつですよね? 
庵野さんは昔からウルトラマンなどの特撮ファンとして有名でしたから。 
つーか、この面子か雨宮監督で「進撃の巨人」撮って欲しいなー。 

さて、肝心のエヴァですが、金曜ロードショーで冒頭部分を視聴しているせいか、 
最初の6-7分は皆、おとなしかったです。 
このあたりはまだ想定内だったんでしょうね。 

ところが、そこから話が進んでいくと・・・。 
だんだん客が置いてけぼりプラス、ポカーンとし始めました。 
そりゃそうですよね、僕でさえ一瞬違うアニメ観てる気分になりましたから。 
ただ、ナディアの島編やら、 
旧テレビシリーズの最終話なんかを体験している古参のファンからすれば・・・、 
「よくも裏切ってくれたな。僕の気持ちを踏みにじったんだ!!」 
っていうのは何回も体験しているので慣れてます(笑)。 

むしろ、旧作よりいい方に裏切ってくれてるので、 
僕的には楽しめました。 
今回のQは簡単に言うと、エヴァ観に行ったらヤマトやナディア、 
トップをねらえだったということにつきます。 

とにかく従来通りのエヴァが観たいという人にはまったく向かない映画でした。 
次回はネタバレありですww 

ガンダムAGEについて その5(最終回)

今回がいよいよ最終回です。 
始めた当初は、長く書くつもりはなかった・・・。 
AGEに対してこんなにも不満を持っていたのかと、 
自分でも驚いています。 
ガンダムシリーズを小学校の頃から視聴し続け、 
最低の出来だったXですらここまで腹は立たなかった。 
では、なにが自分の気に入らなかったのか? 
それは、このアニメが戦争をまったく描けていなかったからです。 

AGEの最終章は三世代編です。 
フリット、アセム、キオの三人が主役のAGEの総括ともいえる章です。 
これは、起承転結でいうところの結であり、 
キオ編がつまらなかったので、色々と挽回してくれると期待していました。 
ぶっちゃけ、AGE-FXのデザインがウィンダムそっくりとか、 
AGE-1グランサがただのフルアーマーガンダムじゃね? 
みたいなことより、ファーストガンダムのア・バ・オア・クーや、 
Zガンダムのグリプス2とか、ガンダムWのリーブラ攻防戦のような、 
カタルシスを期待していました。 

ところがです、いきなりはずしました。 
というのも、最終決戦前にキオは新たなガンダムAGE-FXで出撃するのですが、 
敵に対して、真剣に戦いません。 
量産型の雑魚相手ならまあ、コクピットを狙わなくても余裕で勝てるでしょう。 
しかし、強敵のXラウンダーに対して、 
手を抜くといったいどういうことになるでしょうか? 
ハイ、味方が死にます。これって戦争描いてるんですよね。 
エース同士の戦いで手を抜く余裕なんてないよね。 
それくらい解るよね日野さん。 
キオが火星圏の人々のことを理解し、 
戦争を止めたいという気持ちは解ります。 
復讐にとらわれたフリットと対極の思想を持ち、 
苦しむことはいいことだと思います。 
でもそれだったら、連邦に所属している段階で矛盾しています。 
連邦軍は、ヴェイガンと戦争しています。 
そういった勢力の元で戦うなら、 
ヴェイガンの戦力を徹底的に叩かないと、 
戦争を終わらせることに繋がらないのでは? 
SEEDのキラの不殺は戦いを中立の立場から終わらせる目的を持った、 
オーブ軍や、コーディネーターのラクス派があったからこそ出来たことです。 
しかも、キラは戦いを混乱させるクルーゼを倒しています。 

ゼハートとアセムが連邦以外の中立組織を作るとか、 
バイファムであったように反戦派を描くとか、 
そういったバックボーンはまったくありませんでした。 

戦場に出て、戦意充分な相手に最強のMSでもうやめようよですか・・・。 
全然説得力ありません、というか誰一人救えません。 
キオが手を抜いたせいで、味方の量産MSの方々、 
アビス隊長やその隊の面々は死にます。 
はっきり言ってこんなエースパイロットいりません。 
敵を救う前に味方だろ!! 
頭の中お花畑の話書いてるんじゃねーよ!! 

しかも、アセムと解りあえそうなキャラゼハートは、 
イゼルカント様に説得され、総司令官として、 
プロジェクトエデンを推進します。 
この時点で和平なんて無理だろ・・・。 

ゼハートはフリットに作戦を見抜かれ、 
ディーバを囮に使った罠にかかります。 
これにより、ゼハートは錯乱します。 
というのも、味方の部隊を囮にしてディグマゼノン砲(波動砲みたいなもの)の射線上に、ディーバやガンダムといった敵主力をおびきだすはずが、 
ディーバを沈めただけ(しかもクルーは無事)にとどまったからです。 
フラム(ゼハートの側近の美少女)は、 
オルブライトという、2部から登場しているキャラに倒されます。 
オルブライトの散り際、フラムのゼハートへの思いなどはとてもよく描けていたと思います。
ところが、ところがです! 
肝心のゼハートが、錯乱していた為、アセムに瞬殺ってそりゃねーだろ!! 
おい、ちょっとマジでプロの構成作家だよな? 
最強のライバルが、こんなあっけない戦いでいいのか? 
尺、計ってねーけど3−4分じゃね? 
作画は頑張ってるのに(特にフラムちゃんとか)、脚本が仕事してねーよな? 
もう、最終回どうでもいいわ・・・。 
それでも、一応最後迄見届けました。 
案の定なんの感慨も湧きませんでした。 
最終ボスを皆で倒したよ! 
フリットさん、救世主だー!ってなんじゃそりゃ?? 
皆さんならどうですか? 
さんざん戦ってきた敵の総大将が、 
暴走を始めたディグマセノン砲と、 
セカンドムーン(ヴェイガンのコロニー)を切り離すのを手伝えと言われて手伝いますか? 
せめて和平の為にそれまでに動いていた設定くらいあれば、 
いいのですが最終話でいきなりです。 
AGEってずっとこうです。いきあたりばったりです。 
しかも、この結末、ゲームでネタばれしていました。 
そんなんだったらゲームを後で出せよ・・・。 

本当に、本当にガンダムを名乗って欲しくない作品でした。 
戦争をきちんと描けていないという点でガンダムではありませんでした。 
このあたりが、面白さでXに勝っていて、 
Xよりもガンダムでなかったポイントです。 

次に、ガンダム作るなら(オリジンの制作は決まってますが)、 
せめて戦争の歴史位、研究している人にやって欲しいです。 
後、バンダイには中途半端に口出しして欲しくないですね。 
サンライズの制作者には、優秀な人がいるはずですから・・・。 

    ガンダムAGEについて その4

    今回はキオ編をレビューをします。 
    キオ編で一番気になったのが、ZZのようなAGE-3ですね。 
    コアファイターとGセプターのドッキングシステム、 
    大火力のシグマシスライフルという基本コンセプトです。 
    ショルダーバインダーを始め、ZZにデザインまでもが似ています。 
    おそらく、AGE-1=RX-78ガンダム、AGE-2=MSZ-006 Zガンダム、 
    AGE-3=MSZ-010 ZZガンダム、AGE-FX=RX-93 ニューガンダム、 
    といったコンセプトでAGEをデザインしたのでしょう。 
    しかし、ここまであざとく宇宙世紀ガンダムをオマージュしなくても良かったのではないでしょうか? 
    ちなみにRXナンバーは地球連邦軍の試作ナンバー。 
    MS番号はジオンのMSや、 
    アナハイムエレクトロニクス製MSの形式番号です。 
    ちなみにRX-93はアナハイムエレクトロニクスで製造されましたが、 
    連邦軍の試作機ですので、RXナンバーが与えられています。 
    ガンダムOOのときの海老川さんのデザインはとてもセンスが良く、 
    太陽炉の演出とあいまってカッコ良かったのにどうしてこうなった・・・。 
    やっぱり子供向けというオーダーのせいでしょうね(涙)。 

    恐竜のようなデザインのヴェイガンのMSダナジンや、 
    水陸両用MSヴロッゾなども、あまりデザインのセンスがいいとは言えませんでした。 

    引き続き、フリットは46年経ったAGE164年でも登場します。 
    アセムは13年前に行方不明となっており、 
    序盤は登場しません。 
    尚、アセムの息子、キオはこの時13歳です。 

    ぶっちゃけ、残念なのが各キャラの設定が生かされていないことです。 
    キオの所属するディーバのMS部隊、アビス隊には、 
    シャナルアという女性のMSパイロットがいるのですが、 
    スパイであるという描写のあった次の回で、すぐに仲間に正体がバレます。 
    まるで初代ガンダムのジャブローのようなロストロウランで、 
    キオをかばって戦死します。 

    おいおい、こんなおいしい設定、すぐに回収するなよ!! 
    もうちょっとここぞという所で裏切らせろよ。 
    三世代編のジラード・スプリガンとかいうぽっと出のキャラで被らせるくらいなら、 
    このキャラ使ってストーリーに深みを出せよ!! 
    だいたい、尺が短いのになんでこういった余計な話数を消費する必要があるんだ。 
    こんなんだから最終話で詰め込まないといけなくなるんだよ。 
    ホントに脚本書く能力あるのか?? 

    途中で、キオは捕まるのですが、 
    シャナルアが裏切ったせいで捕まらせても良かったのでは? 
    ルナベース奪還作戦の際、連邦側の裏切り士官として再登場させれば、 
    話に深みが出たのになぜそうしなかった・・・。 

    しかも、キオを救出したのは、海賊をやっていたアセムで(ハーロックか!)、 
    AGE-2は、ダークハウンドといったまるでクロスボーンガンダムのような形態に変わっています(またパクリかよ)。 
    こんなんだったら最初からクロスボーンガンダムをアニメ化した方が、 
    子供ウケしたかもしれません。 
    あっちはメカもカッコいいし、話も面白いので。 


    おまけに、相変わらずAGE-3のウェアが空気です。 
    一番ひどいのがオービタルで、敵に鹵獲されるだけという、 
    ちっとも活躍しない形態でした(プラモ売る気ねーだろ)。 

    キオ編の尺はたった10話なんで、かなり話が端折られていました。 
    おざなりなのが、AGE-3の戦闘描写で、 
    各ウェアの活躍は長くて3話、大規模戦闘はジャブローのパクリ、 
    いったいこれでどこが面白かったのか・・・。 
    そんなどうしようもないキオ編で一番良かったのが、 
    最後のセカンドムーンですね。 

    セカンドムーンとはヴェイガンのコロニーで、 
    火星圏の人々が生活しています。 
    ヴェイガンの指導者イゼルカントは、捕虜になったキオに火星圏の現実を見せます。 
    マーズレイという火星の磁気嵐による風土病のせいで、 
    多くの火星の民が絶えず死の恐怖と戦っていること。 
    キオはセカンドムーンで、ディーンと余命いくばくもない少女ルウと出会います。 
    ルウの死を前にしても健気に生きようとする姿は、 
    キャラの掘り下げが少なかった、AGEにしては心を打ちます。 
    そして、イゼルカントもマーズレイにより長くはないこと、 
    火星の人々が地球圏に対して戦う大義などが表現されていました。 

    父アセムと海賊ビシディアンの手引きで、 
    セカンドムーンを脱出したキオの前に、 
    ガンダムレギルスに乗ったイゼルカントが立ちはだかります。 
    しかも、イゼルカントの真の目的が、 
    エデンという楽園を作るために、 
    真に生き残る価値のある人間を火星、地球問わず選別していたということ。 
    圧倒的優位であったガンダム登場前の侵攻作戦という名の舐めプレイは、 
    イゼルカント様の真の目的のためだったのだーってオイ!! 

    先週までの感動返せよ!これじゃイゼルカント様、マジ0チじゃねーか!! 
    どこの指導者に、自国民が風土病でバタバタ倒れているのに、 
    手抜きで戦争するバカがいるんだ!! 
    マーズレイを避ける為に、早期決戦をするのが普通だろ?? 
    根本的な矛盾をはらんだまま、 
    物語は最終章に進みます(もう見る気力が萎えたけど)。 


    ガンダムAGEについて その3

    今回はアセム編のテコ入れから話をしていきます。 
    第一部の最終話で、UEはヴェイガンという、火星移民の末裔だと解ります。 
    フリットはメインヒロインの一人エミリーと結婚し、 
    アセムとユノアという子供が生まれます。 
    このあたりの課程はあっさりとカットされています。 

    というのも第一部から25年過ぎたアセム17歳から第二部は始まるからです。 

    AGEのフリット編ははっきり言って失敗でした。 
    過去最低につまらないガンダム作品と言っても過言ではないでしょう。 
    子供にはコロニーや、戦争の背景が解りにくく、 
    大人やティーンエイジャーには、キャラデザや、ストーリーが幼稚に感じていました。 
    その結果、プラモやBDやDVDといった関連グッズの売れ行きは芳しくなく、 
    視聴率は低下したままでした。 

    そこで、思い切ったテコ入れをします。 
    第二部の主人公アセムの学校生活から、 
    ストーリーを展開させ、そこにライバルキャラを投入することで、 
    ストーリーを解りやすくするというやり方です。 

    ただ、ここでも尺の短さが災いします。 
    アセム編は16-28話の12話しかありません。 
    そこで、この学園編はたった3話で終わります。 

    ヴェイガンのエースパイロットのゼハートは潜入任務として、 
    アセムのハイスクールに転校してきます。 
    そこで、アセムとヒロインのロマリー、ゼハートは友情を深めていくのですが、 
    たった3話ではどうも駆け足にならざるをえません。 
    しかも、この間の主役メカは父から受け継いだAGE-1のままです。 
    前回の戦闘から25年過ぎても、 
    なぜAGE-1の性能がヴェイガンの最新MSと対等に戦えるのか、 
    いまいち理解できませんでした。 

    例えば、第二次世界大戦で考えると、 

    大戦前期の傑作機ゼロ戦は、大戦後期のアメリカのムスタングには手も足も出なかったのです。たった数年でこの状況ですので、戦時の技術レベルの向上は、10年経過すると、 
    かなりの進化や発展があるとみていいでしょう。 
    確かに、AGEシステムは敵と交戦したデータからフィードバックして、 
    自己進化を促進させ、AGEビルダーという精製機からパーツや武器を生み出します。 
    基本スペックの向上の為に、このシステムが機能していてもおかしくないでしょう。 
    アセムの祖父で、エミリーの父のバルガスも、 
    性能的には25年前の100倍だと言ってました。 

    ただ、どう考えても基本設計は昔のままですので、 
    最新鋭機と互角以上に戦うという演出はどうかと・・・。 
    どうせならAGE-1の性能ではヴェイガンのMSに勝てないという描写があってからAGE-2を登場させるべきだったと思います。 

    しかも、主役機のAGE-2はいきなりディーバ配属となったアセムに与えられます。 
    普通、士官学校出身の新人でも、最新鋭機のパイロットなどなれませんよね? 
    しかも、アセムは高校卒業して、いきなり軍に志願します。 
    いくら父のフリットが連邦軍の司令官で、 
    ガンダムの開発者であっても、この待遇はないでしょう。 

    ガンダムのパイロットは、ニュータイプ(人の革新)であったために、 
    連邦最高の機体に乗れたのです。 
    アセムはXラウンダー(脳のX領域の覚醒した能力者)ではありません。 
    パイロット能力は高いのですが、アスノ家の家系である以外、 
    AGE-2のパイロットに選ばれる根拠はないのです。 
    しかも、フリットは健在で、ベテランエースパイロットのウルフや、 
    ラーガンもいます。 
    はっきり言ってもうちょっとアセムをAGE-2に乗せる理由が欲しかったです。 

    ただこのAGE-2、コンセプトはZに似ているもののカッコ良かったです。 
    OOの海老川デザインの真骨頂といった感じです。 

    実際AGEシリーズを通して、アセム編に登場したMSはデザインが良かったですね。 
    ストーリーは相変わらず尺の都合で掘り下げが足らなかったけど・・・。 

    アセム編で良かったのは、天才である父と、 
    Xラウンダーでライバルのゼハートを超えられない主人公の焦りを描いた点ですね。 
    特に中盤では、司令官のフリットが戦術で敵を圧倒し、 
    ゼハートとデシルの2人相手にAGE-1で勝利します。 
    いったい誰が主人公なのか解らなくなりました(不憫なアセム・・・)。 
    それだけにAGE-2の新しいウェア、ダブルバレッドで、 
    敵のXラウンダー部隊を圧倒した時には盛り上がりました。 

    色々な問題があるものの、第二部は面白かったのです!! 
    この辺りがガンダムXよりもAGEの方が勝る理由です。 

    アセムは先輩パイロットのウルフに諭され、 
    Xラウンダー能力がなくても戦えるスーパーパイロット(笑)を目指します。 
    しかし、未来予測の出来る相手に普通の人間が勝てるんでしょうか? 
    日野氏は、スーパーパイロットとは、経験、操縦能力でXラウンダーすらも凌駕する存在だとしていますが、どうも根拠がないですね。 
    まあ、Zのオールドタイプ最強パイロット、ヤザンだとでも思っておこうかと(大汗)。 
    しかし、どうも日野氏はネーミングセンスがないですね。 

    ただ、このアセム編最終決戦がいまいち盛り上がらなかった。 
    というのも、3部のキオ編にゼハートはライバルとして登場するので、 
    2部ではアセムとの決着がつかないんですよ。 
    デシルはスーパーパイロット(笑)に覚醒したアセムに倒されます。 
    アセムはその後、ゼハートと互角以上の戦いをした後、 
    移動要塞ダウネスの地球降下を阻止すべく共闘します。 
    このあたりのアセムの成長、ウルフの死、 
    サブキャラの散り様などはなかなか良かったです。 

    実際、2部はかなり楽しみました! 
    おかげで3部にも期待したのですが、 
    再び日野氏の脚本に泣かされることになります。 


    ガンダムAGEについて その2(ネタばれあり)

    ガンダムAGEについて、今回は内容の方に踏み込んで批評しようと思っています。
    尚、まだ視聴していない人は、ネタばれになる危険があるのであしからず。


    従来の宇宙世紀のガンダムと対比して、
    それ以外の世界が舞台の作品をアナザーガンダムといいます。
    最初のガンダムはUC(宇宙世紀)79年の戦争を描いた作品で、
    最後のTV版宇宙世紀ガンダム(Vガンダム)では150年代となっています。
    それ以外のガンダムは、宇宙世紀という歴史の繋がりはなく基本的に世界が違います。
    Vガンダムの後継作品であるGガンダムから、
    アナザーガンダムという流れが生まれました。

    AGEのシリーズ構成を担当したレベル5の日野氏は、
    宇宙世紀のガンダムに対抗する為には、
    歴史の積み重ねがなくては駄目だと思ったのでしょう。
    アナザーガンダムに足りないのは、確かにこの部分です。
    そこでAGE(歴史)では、100年の時間経過がこの作品の一つの売りとなりました。

    ただ、尺は4クール(49話分)しかありません。
    そこで、世代を3世代に分け、それぞれ10-15話位で1エピソードに区切り、
    最後の9話で総括するというコンセプトにしました。

    発想は悪くなかったのですが、実行するとなると色々と困難がありました。
    というのも、ガンダムは戦争を描くストーリーです。
    主役サイドだけでもかなりの登場人物が必要になります。
    1クール目の主人公、フリットの周囲には、
    ガンダムを運用する戦艦ディーバのクルーだけでも7−8人の登場人物がいました。
    フリット編は15話でしたので、各登場人物を掘り下げるエピソードを挿入出来ません。
    ガンダムは今回1機だけですので、
    大人の事情によりウェア(換装形態)はノーマル合わせて3種類あります。
    中盤まで、登場しなかったウェアですので、
    実際運用されたのは、2−3話です。
    その中のパワー型のタイタスパーツなどは実際に活躍したのはたった2話で、
    たいした印象を与えませんでした。
    これでは、肝心のプラモデルも売れません。

    100年のタイムスパンを1年で消化するために、
    設定を無理矢理詰め込んだ結果がこれです。

    特に、このフリット編は、敵が漠然とUE(アンノウンエネミー)となっており、
    正体がはっきりと解っていません。
    敵サイドのことが解るのは、15話になってからで、
    中盤位に人間がUEの兵器を操っているということが明らかになります。
    ライバルキャラもデシルという子供で、小物としか思えませんでした。

    おまけに、何が最悪かというとモビルスーツのデザインです。
    どうやらファーストガンダムのテックレベルを意識して、
    比較的シンプルにしたようですが、今のレベルではカッコ悪いメカでした。
    OOのメカデザインをしていた海老川兼武が連邦側、
    マクロスFの石垣純哉がUE側をデザインしました。
    一種の異種格闘ものといったコンセプトですが、
    これがかなり違和感がありました。
    連邦側(主人公サイド)は、ガンダムが開発されるまで一度もUEに勝利したことがなく、
    洗練されて未来的なUEのモビルスーツと比較すると旧式のノッペリとしたメカしかありません。
    肝心の主役機ガンダムAGE-1も、RX-78ガンダムをなぞらえるかのようなデザインで、
    正直、陳腐なものでした。
    このあたりもフリット編のモビルスーツのプラモが不人気だった理由でしょう。


    しかも、子供に解りやすいように、モビルスーツ開発者をモビルスーツ鍛冶と呼称し、
    ガンダムのことを救世主と呼んでいました。(北斗の拳かっつーの!!)

    そしてララアのようなキャラクター、ユリンを登場させます。
    予想通り、ユリンは死に、主人公のフリット少年は、
    UEに対して更に憎しみを燃やすようになります。
    ぶっちゃけ、主人公が母親と初恋の少女を殺された怨みで行動しているようにしか見えません。
    ディーバの艦長グルーデックも、
    家族をUEに殺されており、復讐に燃える二人が、
    周囲を巻き込んで戦争しているようなストーリー展開でした。

    というのも、UEに買収された連邦の高官はディーバに対して、
    戦闘を命じてはいません。
    確かに序盤はコロニーを守るという大義がありましたが、
    UEの拠点宇宙要塞アンバットに攻め込む理由は、ディーバのクルーにはないのです。
    一度でも軍隊を経験したことのある人なら解ると思いますが、
    軍人は上官の命令が絶対です。
    グルーデックはそれを平気で破り、
    子供の理屈で戦うフリットと共にUEと戦争します。
    メインの地球連邦軍を説き伏せるのではなく、
    自治区のコロニーファーデーンの勢力と競合するという形で。

    まあ、UEはコロニーを破壊しているので、
    多少のストーリーの強引さには目をつぶりましょう。

    しかし、戦闘が実に・・・、実に面白くねー!!
    実際、戦闘では止まったら撃たれますよね??
    AGEのモビルスーツは、敵も味方も回避運動をしていません。
    ビームやらミサイルやらが飛び交ってる戦場で、
    静止するのは死ぬのと同じことです。
    ところが、敵も味方もなぜか棒立ち。
    これでは子供向けではなく、子供騙しでしょう。
    しかも、敵に装甲の分厚いのが出てきたら、
    パワー型のタイタスが登場し、ビームラリアット(結局ビームかよ!)で敵を倒し、
    高機動型が出てきたらスパローで、スピード勝負。
    しかも、このスパローもなぜか接近戦用の武器しか搭載していません。
    換装パーツ作るなら、SEEDでも見習って、
    高機動、接近、遠距離の戦術で分けるタイプにしてくれよ・・・。

    しかも、ビクザムもどきのフリット編最後のボスはノーマル相手にフルボッコにされます・・・(絶句)。
    こんなん子供でも見ねーだろ。

    第一部はこんな出来でした。
    あまりの最悪さに本気で壁を殴りました。

    第二部のアセム編では色々とテコ入れされているとの情報をキャッチしたので、
    引き続き視聴しました。
    次回はアセム編の解説をします。

    ガンダムAGEについて その1

    JUGEMテーマ:ガンダムシリーズ 

    流石に、全話見てからでないと批評するのはいかんだろうと思い、 
    今迄コメントを控えていました。 
    結論から言うと、打ち切られたガンダムXよりは面白かったけど、 
    色々な意味でガンダムというタイトルを付けて欲しくなかった作品でした。 

    最初のボタンの掛け違いは、 
    レベル5というメーカーにバンダイがガンダムのゲームを依頼したことだと思います。 
    レベル5はダンボール戦記や、 
    イナズマイレブンといった子供向けのゲーム、アニメを制作している会社です。 
    本来のガンダムはサンライズという、アニメ会社が制作していました。 
    このサンライズはガンダム、 
    イデオンの富野由悠季やボトムズの高橋良輔などが所属しています。 
    幅広くアニメを手がけていますが、 
    どちらかというとティーンエイジャー向けの作品が多いです。 
    1990年代にバンダイに買収され、完全に子会社になりました。 
    僕の記憶では、この時に作られたのがVガンダムだったと思います。 
    このVガンでは、某バンダイ関係者の横槍により、 
    Vガンダムが量産機だったり、バイク戦艦が出たりと色々とカオスな作品でした。 
    この後のガンダムが主役機以外に4機登場するのは間違いなくバンダイの商法でしょう。 

    主役サイドや敵サイドにガンダムと名の付くモビルスーツが出た方が、 
    プラモデルが売りやすいからです。 
    これは音楽業界の某アイドルグループに似た安易な発想だったと思います。 
    当時、監督だった富野由悠季は、この作品がきっかけでしばらくガンダムから離れます。 

    ガンダムは、宮崎アニメと同じく、日本のフラッグシップアニメーションの一つであり、 
    リアルロボット路線を生み出しました。 
    その制作の主軸にレベル5を持ってくるのは、旧来のファンからすると非常に残念でした。 
    確かに、サンライズが買収されてからガンダムは、 
    本来の宇宙世紀ものではなくなりました。 
    しかし、Gガンダムや、ガンダムW、 
    2000年代にはSEEDやOOといった佳作もあったのです。 
    富野監督以外の人材が育ってきたおかげで、 
    これらのクオリティの高い、海外に誇れる作品が次々と放送されました。 
    しかし、ファンの年齢層は徐々に高くなり、 
    本来のターゲットである子供はあまり視聴しなくなりました。 
    そこで、子供向き作品で人気のあるレベル5にガンダムのゲームを発注することになったのです。 
    しかし、レベル5はバンダイにある要求をしました。 
    ゲームだけでなく、本編もやらせて欲しいと。 
    バンダイはその要求を呑みます。 
    かくしてシリーズ構成をレベル5の日野晃博、制作はサンライズという奇妙な構図が出来上がりました。 

    ガンダムが子供向けになるのは、正直嫌でした。 
    ガンダムとは、従来の幼稚なロボットアニメに対して、 
    戦争や人間ドラマをリアルに描くことで、革命をもたらした作品だったからです。 
    どうしても、子供ウケ狙うなら、新しい子供向け作品作れよ!!って思いました。 

    それでもサンライズが関与しているなら、 
    なんとかなるだろうと思っていました。 
    今思えば、このときガンダムファンでデモでも起こして止めれば良かったです・・・(涙)。

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