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  • 2018.03.14 Wednesday
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パシフィック・リムと風立ちぬ感想!その1

 

今年の夏公開映画は豪華ですねー!
全部観たかったのですが、とりあえず話題の2作品から・・・。

風立ちぬは、7月下旬に観ました!
最初は観に行くつもりはありませんでした。
堀越二郎のことは以前から知っていて、
この時点でネタばれ全開だし、
最近のジブリ作品には疑問が色々とあったので正直期待していませんでした。
ヤフーの映画レビューでは微妙な評価で、
両極端な意見が目立ちました。
ある人は子供向けでないと評し、またある人は物凄い傑作なのだと評しました。
ひねくれ者の僕は、このレビューを見て逆に興味を持ちました。
あれだけ一般受けする作品作りをしていたジブリが、なぜこんな映画を作るのだと。

そうなると、いてもたってもいられなくなり、
気がついたら映画館に・・・。
平日の朝だというのに、さすがジブリ映画、たくさんの人が観に来ていました。

ただ、この映画に戦闘シーンはありません。
あっても夢のシーンのみでゼロ戦も最後しか出ません。
派手な演出は関東大震災のみで、子供向けじゃーありません。
事実僕の隣の席の家族連れの子供は寝てました。
しかし、僕はじわじわと感動しました。
実に淡々とした演出がボディブローのように効いてきます。

まじめに飛行機の開発を描いているのですが、
そこに堀辰雄の小説と夢の中の飛行機開発者カプローニを織り込むことで、
本来地味な話に彩りを加えています。

宮崎駿という人が本当に好きなものを集めて作った話だと思います。
本来、戦争とは醜いものです。
美しい話にはなりません。
戦後作られた映画の大半はそういった映画であり、
陰鬱なものでした。

実際、この映画の二郎は他人からみれば不幸な人間です。
妻には先立たれ、精魂こめて作った飛行機は戦争で大量の死者を出します。
ところが、本作はそういった悲惨さがありません。
矛盾しつつも大正から昭和を必死に生き抜いた、
二郎と菜穂子の生き様に潔さを感じるのです。
二郎は美しい飛行機九試単戦を開発し、
菜穂子は一番美しい時期を夫と共に生きます。
この作品で、宮崎駿が描きたかったことは、
死ではなく必死で生きる人の美しさだと思いました。
だから菜穂子の死のシーンはなく、
ゼロ戦の戦闘シーンはないのです。

僕はこういう映画で大事なのは、
製作者のやりたいことをストレートに出すことだと思います。
いや、すべての表現者はそうあるべきなのです。
この作品はもともと、モデルグラフィックという模型誌に連載されていたものです。
宮崎駿は本来この作品を映画化するつもりはなく、
鈴木プロデューサーがアニメ化することを薦めたようです。

ということは、この作品は宮崎監督が本来やりたかったことを、表現したのでしょう。
その結果、ラストのゼロ戦や菜穂子のシーンのような美しい映画が生まれました。
間違いなく傑作です。
僕は、この映画を観れて本当に良かったと思います。

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